REGZAのタイムシフト用に使っていた外付けHDD「AVHD-AUTB4」が突然故障しました。
ここから修理・初期化・HDDの買い替えなど、いろんな選択肢を考えたのですが、最終的に選んだのは、テレビ背面に直挿しできる録画用スティックSSD「AVSSD-RS(2TB)」への買い替え。2024年に発売されて「タイムシフト」対応録画用SSDとしては業界初の製品です。
結論、「買ってよかった」と思えたので、タイムシフト用のHDD買い替えを検討している方の参考になれば嬉しいです。
・外付けHDD/電源レスHDD/SSDを比べて見えた向き不向き
・AVSSD-RS(2TB)に替えて感じたメリット
故障サインでまず考えたこと

HDD電源ランプのオレンジ点灯

接続されない状態
録画リストを開こうとしてもREGZAは「接続されていません」。本体はオレンジLEDが点灯したまま。
タイムシフトは複数チャンネルを長時間回すため、一般用途よりHDDの摩耗が早いのは織り込み済み。
ここで一度立ち止まって、①修理・初期化で延命、②据え置きHDDを買い直す、③構成そのものを見直すの3パターンで検討しました。
対応策の候補
当初は次の4つを比較しました。どれも正解になり得ますが、背面の混雑・静音・扱いやすさを軸に評価しました。
-
I-O DATA「トロッカ」:電源レスで扱いやすい。通常録画中心なら有力。
-
I-O DATA「AVHD」シリーズ:据え置きの安定派。容量単価と長期保持に強い。
-
他社の大容量HDD:容量重視で心強いが、配線と設置スペースが増える。
-
SSD系:静音・省スペース。ただし容量単価はHDDに劣る。
わが家は録画用とタイムシフト用で外付け2台体制が常態化。ゲーム機やハブもあってテレビの背面スペースが窮屈でした。
この状況で箱物を足すと掃除も配線もつらいなーと思っていたので、ここがSSDに決めた理由のひとつです。
SSD買い替えに至った理由
結論として選んだのは、録画用スティックSSD「AVSSD-RS(2TB)」。理由はシンプルに3つ。
-
省スペース&配線ミニマル
USBメモリのような細い筐体をREGZA背面に直挿し。ACアダプタや余計なケーブルが消えてテレビ裏がスッキリ。 -
静音・低振動
録画中のカリカリ音や微振動がほぼゼロに。夜のリビングが静かで家族の就寝時間とも干渉しにくい。 -
扱いやすさと速度
タイムシフトは長時間録画が基本。安定して回り、早送り/巻き戻しの引っかかりが少ないことが、使うほど効いてきます。
開封の儀|AVSSD-RS(2TB)
箱を開けると、本体はUSBメモリのような細身のスティックのみ。余計なケーブルやACアダプタがないのは、まさに直挿し前提ならでは。
表面はツヤ控えめで指紋が目立ちにくい質感。手に取ったときの軽さは、据え置き型に慣れているとちょっとした驚きです。
本体ディテール


コネクタ部は一般的なUSB-A形状。REGZA背面のUSB端子にそのまま挿せるので、レコーダー機器のような置き場は不要。
外周は熱がこもりにくい印象の仕上げで、常時録画の運用にも相性が良さそうです。
設置と初期設定の3ステップ

REGZA背面

SSDを挿した状態
-
背面へ直挿し:REGZA背面USBに直接挿す(ハブ/延長は極力使わない)。
-
機器登録→初期化:REGZAの設定から新規登録。初期化でドライブ内容は消去される点に注意。
-
タイムシフト割り当て:録画チャンネルと時間帯を設定。通常録画と役割を分けるなら、ここでルール決め。
使って実感した変化
数字より先に、暮らしの快適さが変わりました。まずは掃除がラク。
体感、リモコン操作時のレスポンスも軽く、タイムシフトが裏方として自然に働く状態に戻りました。
容量や保持日数について
運用や画質モード、放送のビットレートで前後するため詳細は割愛しますが、夜間中心の使い方なら2TBでも日常視聴に十分というのが体感です。
必要に応じてチャンネルや時間帯の割り当てで調整するのが現実的でした。
まとめ|テレビ裏スペースがスッキリ!
HDDが壊れたとき、延命か買い直しかは家庭ごとに違います。
録画用HDDは寿命が3〜4年と言われていますが、個人的には消耗品として割り切って買い直しをして良かったと思います。
コスパは悪いのですが、配線の少なさ・静音・扱いやすさまで含めて見直すと、わが家では録画用スティックSSD「AVSSD-RS(2TB)」というのがしっくりきました。
テレビ裏がスッキリ整い、録画機を意識せず使える。これまで色々なガジェットを買ってきましたが、AVSSD-RSは心から「買ってよかった」と思える一台でした。
タイムシフト録画用のHDDの買い替えを検討している方の参考になれば嬉しいです!