【Logicool】MX MASTER 3から3sへ乗り換えた理由|マウスの実機レビューと比較

 
自宅と会社でMX MASTERのマウスを使ってます

ロジクールのフラッグシップ「MX MASTER 3」を長年愛用してきた僕が、後継の「MX MASTER 3s(アドバンスド ワイヤレス マウス)」に買い替え。
外観はほぼ同じなのに、クリックの静音化最大8,000DPIの高精度センサーで操作感は別物でした。実機写真で3→3sの違いと、どちらを選ぶべきかをはっきり解説します。

・MX MASTER 3と3sの違い
・実機比較で感じた買い替えメリット
・どんな人がMX MASTER 3sを買うべきか(用途別おすすめ)

開封&付属品(MX MASTER 3s)

MX MASTER 3sの外箱(クラフト紙パッケージ) MX MASTER 3s外箱
同梱物一式(本体/レシーバー/USB-A–C/書類)同梱物一式
  • 同梱物:本体、Logi Boltレシーバー、USB-A to USB-Cケーブル、書類一式

  • 保証1年間無償保証(箱面記載)

箱側面の同梱物表記 箱側面の同梱物表記
Logi Boltレシーバー(箱内) Logi Boltレシーバー

【徹底比較】MX MASTER 3 と 3s の違い

形状・重さはほぼ同等(約141g)。“触り心地はそのまま”、音と追従性が大きく変わるのが3s。

比較項目 MX MASTER 3 MX MASTER 3s
発売年 2019年 2022年
クリック 通常クリック(音あり) Quiet Clicks(静音)
センサー Darkfield最大4,000DPI Darkfield最大8,000DPI(2倍)
追従 高精度 ガラス(厚さ≥4mm)でも正確
スクロール MagSpeed電磁スクロール(静音・高速)※両機同等 同左
サイドホイール あり(親指) あり(同等)
ボタン数 左右・ホイール中・モードシフト・戻る進む・ジェスチャー(計7) 同等
接続 Unifyingレシーバー/Bluetooth Logi Boltレシーバー/Bluetooth
マルチペアリング Easy-Switch最大3台 同等
バッテリー 最長約70日(USB-C充電) 同等
ソフト Logi Options Logi Options+(新UI・アプリ別プリセット)
色展開 グラファイト/ミッドグレー等 グラファイト/ペイルグレー

見た目はほぼ一緒ですが、センサー周りの意匠が異なります。3sは8Kセンサーでトラッキングがさらに滑らか。

実機で感じた「3sにして良かった」3ポイント

クリック部のクローズアップ(3s)マウス全体
サイドから見たホイール・ボタン配置マウス側面

①クリック音が静か

3の「カチッ」から、3sは「サクッ」へ。 音量が明確に低く、家族が寝ている時間や静かなオフィスで気兼ねなく使えます。

②8,000DPIの追従が大画面で効く

4Kモニターやウルトラワイドで、少ない手首移動で狙った位置に止まります。
Illustratorのアンカーポイント合わせやLightroomの補正ブラシでもストレスが減りました。

③Logi Options+の使いやすさが段違い

アプリ別プロファイルやチュートリアルがわかりやすく、設定が“面倒→楽しいに。
Photoshopではサイドホイール=ブラシサイズ、Chromeではタブ切替など、用途ごとに最適化しやすいです。

デザイン・握り心地は「3の良さをそのまま継承」

MagSpeedは高速・静音・高精度。1000行/秒スクロール対応で長文も一気読み。 マウス正面
マウス背面

手にのせた瞬間の収まりの良さはそのままです。 パームレストの傾斜、親指の着地点、ホイールやサイドボタンの到達距離まで、MX MASTER 3で評価されたエルゴ形状を完全踏襲しています。

重量配分も前後で安定しており、かぶせ持ち・つかみ持ちのどちらでも手首に余計な力が入りにくいのが好印象。 長時間のブラウジングやデザイン作業でも肩や前腕が張りにくく、3からの移行で違和感はほぼゼロです。

どっちを買う? 用途別のおすすめ

  • 静かな環境で作業する/家族が近くにいる
    3s(Quiet Clicksの恩恵が毎日効く)

  • 4Kやウルトラワイドで細かい操作が多い
    3s(8Kセンサーでトラッキングが正確)

  • 価格重視/クリック音は気にしない
    3(名機。完成度は今も高い)

  • 会社PCがLogi Bolt運用
    3s(レシーバーを揃えると干渉が少ない)

MX KEYS Miniとの相性が抜群

同じMASTER/KEYSファミリーということもあり、MX MASTER 3s × MX KEYS Miniは使い勝手も見た目も相性が最高です。

MX KEYS Miniはテンキーを省いたコンパクト配列。
右側のスペースが増える分、3sを低ストレスなポジションに置けて、長時間でも疲れにくく使えます。

また、見た目もグラファイト同士なら色味・質感が揃い、デスクのビジュアルにも一体感がでます。

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まとめ|見た目は一緒だが静かで正確

MX MASTER 3と3sの外観比較(左3/右3s)

  • 3→3sの進化は「静音化」「8Kセンサー」「Logi Bolt&Options+」。

  • 形状や重さは同等なので、違和感ゼロで乗り換えできる。

  • 毎日のクリック・ドラッグ・スクロールが静かに、狙い通りに決まる。

結論、すでに3を持っていても、静音・高精度・最新ソフトに価値を感じる人は「MX MASTER 3s(アドバンスド ワイヤレス マウス)に買い替える満足度が高いです。

マウス購入や買い替えを考えている方の参考になれば嬉しいです。