不動産を持っている方の元に4〜6月頃に届く「固定資産税 納税通知書」ですが、支払い方法がいくつかあります。せっかく高額のお金を支払うのだから、少しでもお得に支払いたいものです。
今回は、固定資産税をクレジットカードで支払ってポイントを得る方法をまとめました。
「固定資産税」とは
固定資産税とは、毎年1月1日時点で保有する土地や不動産などの資産に対して課税される税金です。一軒家やマンションを購入した方には毎年納税の義務があります。
固定資産税の金額は、対象となる不動産によって異なります。固定資産評価基準にもとづいて、各自治体ごとに評価額が決定され、固定資産税が算出されます。
支払いは「一括払い」か「年4回分割払い」
固定資産税の支払いは、年4回の分割払いが基本となります。各自治体ごとに納期が決められているので、自宅に届く納付書で納付期限を必ず確認するようにしましょう。
また自治体によっては、「一括払い」が可能な場合もあります。分割払いでも一括払いでも収める額は同額なので、ご自身の都合に合わせた支払い方法をオススメします。
「固定資産税」の支払い方法について
支払方法①:金融機関・都税事務所など
銀行や都税事務所の窓口に納付書を持って行き、納税する方法です。
領収書の有無:有
納税証明書が発行可能になるまでの期間:1週間程度
支払方法②:コンビニ
コンビニに納付書を持って行き、納税する方法です。
領収書の有無:有
納税証明書が発行可能になるまでの期間:1週間程度
支払方法③:クレジットカード/オススメ
「都税クレジットカードお支払サイト」で納付番号などを入力して納税する方法です。
「納付番号」「確認番号」「納付区分」を入力すると自動で納税額が出てくるので、あとはクレジットカード情報を入力して納税をするだけです。
領収書の有無:無
納税証明書が発行可能になるまでの期間:10日間程度
利用できるクレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、Diners Club、TS CUBIC CARD
支払方法④:ペイジー
ペイジーサービスは、インタ―ネットバンキング・モバイルバンキング・ATMを利用して、納税する方法です。
領収書の有無:無
納税証明書が発行可能になるまでの期間:1週間程度
支払方法⑤:口座引落し
パソコン・スマートフォン等からインターネットを利用して、都税の納付にかかる口座振替(自動払込)の申込手続を行なって納税する方法です。
領収書の有無:無
納税証明書が発行可能になるまでの期間:10日間程度
お得なクレジットカード支払方法
クレジットカード支払いがオススメな理由
固定資産税の納税にクレジットカード支払いがお得な理由は、クレジットカードのポイントが貯まるためです。
固定資産税は、10万円を超えるような高額な場合が多いため、少しでもお得に支払いたいものです。固定資産税をクレジットカードで支払えば、各カード会社のポイント還元率に応じて、税額分のポイントやマイルが付与されます。ただし、以下の注意点があります。
クレジットカードで支払う場合の注意点
税額 | 手数料 |
1〜10,000円 | 73円(税込80円) |
10,001〜20,000円 | 146円(税込160円) |
20,001〜30,000円 | 219円(税込240円) |
30,001〜40,000円 | 292円(税込321円) |
40,001〜50,000円 | 365円(税込401円) |
クレジットカードで支払う場合は、10,000円ごとに税込80円の決済手数料がかかります。
よって、クレジットカードのポイント還元率が1%を超えるものであれば、手数料以上のポイントがもらえてお得に支払うことが可能です。
まとめ
今回は、固定資産税をクレジットカードで支払ってお得にポイントを得る方法をまとめてみました。
ポイントとしては数百円程度のものですが、どうせ支払いをしないといけないものであれば少しでもお得にしたいですよね。
全ての自治体でクレジットカード支払いができるわけではないですが、もしクレジットカード支払いが可能であれば試してみてはいかがでしょうか。