我が家では、4月から新しい土地で生活をするべく、3月の引越繁忙期に引越し業者を探していたので、引越し業者の一括見積もりをしました。
せっかくなので相見積もりをとる流れや最終的に決め手となった内容を記事に残しますので、同じ3月〜4月の繁忙期と言われる時期に引越し業者を探している方の参考になれば嬉しいです。
・大手引越業者の繁忙期の見積額と値引き交渉術
・最終的に決め手となった理由
結論、私は大手の引越し業者「サカイ引越センター」に契約申込みをしました。
正直、引越し業者のこだわりなどは無かったのですが、対応や価格帯など総合的にマッチしたのが理由です。
はじめに:引越業者に見積もりを取る前に
引越しをする際の条件や優先事項は各家庭によって様々かと思います。まず、私の場合は下記のような条件がありました。
私の家庭の「引越条件」
- 引越時期は、子供の卒園式の関係で3月中旬から下旬にかけてが必須
- 4人家族の荷物量でも1日で配送を完結してくれる業者
- 器物破損などのトラブルにも補償対応がしっかりしている業者
- 繁忙期でも30万円以内の予算
このような条件のもと、優先事項を決めていきます。
私の家庭の「優先事項」
- 引越時期:3月中旬〜下旬(繁忙期)
- 配送日数:1日
- 引越費用:4人家族で30万円以内
- トラブル時の対応:大手はトラブル時の対応がしっかりしている
- サービスが充実:大手は各種サービスも充実している
私が引越し業者を決める1番の優先事項は「引越し時期」でした。
理由は、4月から子供が新生活を問題なく行えるようにするためです。
引越し業者のこだわりは特に無かったため、引越し日を決めてインターネットで一括見積もりを行なってみました。
ネットで一括見積もりをとる流れ
私は、CMでも流れている引越し一括見積サービス「引越し侍」で見積もりを行ないました。見積もりから契約まではこのような流れになります。
相見積もりから契約までの流れ
- 引越一括見積もりサービスで見積もりを申し込む
- 引越業者から電話が来るので見積もり訪問日を決める
- 引越業者が訪問に来て、その場で見積額を提示いただく
- 見積額や内容を比較して契約を申し込む
一括申し込みをしてから電話が来るまでは本当に早く、30分以内に下記の3社から電話がありました。
正直、3月の繁忙期なんて待ってても引越しの依頼があるはずですが、私はこのスピード感にも感動したため、この3社で相見積もりをとることにしました。一括見積もりサービスに申し込むと最大7社の見積もりが来るのですが、他社さんはお断りしました。金額を少しでも抑えたい方は出来る限り相見積もりをした方が良いでしょう。
相見積もりからの価格交渉
1:初期見積額
12月中旬、実際に3社に見積もり訪問に来ていただき、3/19(土)の設定で見積額を提示していただきました。3月後半の繁忙期ということもあり、多少高いことは想定していましたが、初期提示額は下記の通り。ちなみに移動距離は都内から都内なので30km以内です。
- アート引越センター:55万円 (2日間の配送)
- サカイ引越センター:35万円(1日間の配送)
- アリさんマークの引越社:30万円(1日間の配送)
さすが大手ということもあり、30万円の予算を2社が超えてきました。
ちなみに私が見積もりをとった際の荷物量は下記のような感じです。
- 白物家電:冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器など
- 黒物家電:テレビ(55インチ)・ゲーム機・カメラなど
- 乗り物:自転車2台(電動自転車、ロードバイク)
- 家具:ソファ・ダイニングテーブル・椅子
- 仕事部屋:デスク・チェア・本棚(分解可)
- 子供部屋:おもちゃ段ボール約5箱分
- キッチン用品:段ボール約5箱分
- 寝室:ベッド(分解可)・ベビーベッド
- 洋服:収納ボックス16個・段ボール約10箱分
- シューズイン:靴20足程度
- その他:雛人形、布団、パソコンなど
子供2人がまだ小さいという事や、エアコンは置いていくことにしたので、4人家族ですが荷物量は一般的な家庭と同程度〜少なめとのことでした。
2:価格交渉
引越し業社は、値引き交渉が来ること前提で初期見積もりを提示していると思います。最初に高額の引越し代を提示してから値下げするのは営業術としては当然ですよね。
相見積もりが全て終わった後に、1番安い金額の情報を元に各社に価格交渉をします。ダメで元々、価格交渉をするのはタダですし、価格交渉こそが相見積もりをとるためにすべき事です。
という交渉をしたのですが、やはり3/19(土)という日程は繁忙期過ぎて、下記が限界とのことでした。
- アート引越センター:
55万円(2日間の配送) → 35万円 - サカイ引越センター:
35万円(1日間の配送)→ 34万円 - アリさんマークの引越社:30万円(1日間の配送)
3:引越日の見直しで見積もり
価格交渉をする中で、「サカイ引越センター」の営業の方にアドバイスをいただいたのですが、やはり3月18日頃〜4月頭にかけては繁忙期でどこの業者も人手不足、とのことでした。その上で、
「あと1週間早めてもらえれば、10万円レベルで値下げを頑張らせていただきます」
え?10万円も!?と思ったので、3/19(土)→3/12(土)で見積もりをいただくことにしました。
- アート引越センター:
55万円(2日間の配送) → 23万円 - サカイ引越センター:
35万円(1日間の配送)→ 19万円 - アリさんマークの引越社:30万円(1日間の配送)→ 22万円
優先度が1番高い「引越し日」で許される範囲で日程を早めてみましたが、サカイ引越センターは20万円を切る価格帯で見積もり提示があったため契約をすることにしました。
もちろん、繁忙期ではない時期からすると20万円という引越し代も高いのですが、大手業者で安心も伴なうのであれば満足です。
ちなみに、あと1週間後ろ倒しにして、3月末〜4月頭に引越しをすると更に10万円値上がりする、と言われました。
私がサカイ引越センターに決めた理由
最終的には「サカイ引越センター」に決めたのですが、過去に「アート引越センター」や他の単身引越業社にも何社も依頼したことがあります。
その中でも「サカイ引越しセンター」に決めた理由が大きく2つあります。
(ちなみに、私はサカイ引越センターの回し者でもなんでもありません 笑)
1:コールセンター・営業の方が丁寧
一括相見積もりをした際に各社のコールセンターからお電話をいただいたのですが、訪問日の時間まで細かく決めることができましたし、何より心のこもった対応が目立ちました。
また、営業の方も訪問時にカバンを置く時は布を敷いたり、こちらの都合を考慮したスピーディでわかりやすいサービスの説明、予算に応じた希望価格帯まで値下げしてくれる対応など、非常に丁寧に対応いただき満足でした。
2:従業員数の多さによる安心感
引越し業社の繁忙期はどこの会社も人手不足です。その繁忙期に引越しを依頼するということは、経験値の浅いスタッフが対応する確率が上がるためトラブルに繋がる可能性も上がる、ということです。
サカイ引越センターは他社と比べると従業員の数が多い、ということで経験値豊富なスタッフに対応いただきたいという想いが決め手となりました。
まとめ:これから見積もりをする方へ
今回、引越し業社の相見積もりから値引き交渉までの流れと、サカイ引越センターに決めた理由を説明させていただきました。
もし、3月下旬頃に引越しを検討している方は、引越し時期を前倒しにして予算を抑える形を取っても良いかもしれません。
また、3月〜4月の引越しはどこの引越し業社も人手不足とのことですので、検討している方は早めの見積もり・契約をすることをオススメします!