最近、地震も多くなってきて、全国で停電が起きたということもあり、キャンプやアウトドア、防災グッズとしてポータブル電源を探していたときに、候補として最後まで残ったのがポーダブル電源「PowerArQ2」でした。
Jackery、EcoFlowといった有名ブランドも比較検討したうえで、このPowerArQ2を選んだ理由と、実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめましたので、これからポーダブル電源の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
・実際の使用シーンと使い心地(家・外両用)
・デザインや充電性能などユーザー目線のレビュー
Smart Tap PowerArQ 2の購入理由
リモートワークで家で過ごすことが多い中で「インターネット回線」がなくなったらクリティカルだなと思っていたのですが、先日地震で大規模停電になった時、「1番クリティカルなのは電気が無くなった時だな…」と感じました。
停電になっても、携帯電話が繋がればテザリングでインターネットは出来ますし、「電気」の大事さを改めて感じて、ポーダブル電源を購入しました。
子供もいるので下記の記事で書いたような防災グッズは準備できる時に準備しようと心がけています。
ドラスケ 果たして大震災が来たときに家族を守れるだろか、最低限必要なものを準備しておこう 新型コロナウイルスの状況の中、連日小さな地震が発生しています。「もし、この状況の中で大震災が起きたら...」と不[…]
Smart Tap PowerArQ 2の製品紹介
私が購入したSmart Tap(スマートタップ)ブランドの「PowerArQ2 ジェットブラック (500Wh)」、キャンプで使用している方も多いポーダブル電源ですが、このオシャレな見た目に惹かれました。
「PowerArQ 2」おすすめポイント
- オシャレなデザイン
- アウトドアや停電時もこれ一台
- ワイヤレス充電搭載でスマホも置くだけ充電
- 背面のLEDライトで非常用照明としても使用可
- アフターサポートが手厚い
製品紹介
付属品は、上図のACアダプター、シガーケーブル、MC4ケーブル、USB Type-Cケーブルが付属しています。
ダンボールに貼ってある商品ステッカー。日本国内専用です。
ダンボールにはインラグラム風のタグが記載されていて、こういう細かいこだわりも気に入ってます。
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#SmartTap
#おしゃれキャンプ
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本体正面
本体の電源は左上のPOWERボタンを押すことで緑色のランプが点灯し、起動します。
本体正面の出力については下記のように豊富な出力口・出力ポートがあります。
- 合計300WのACコンセント2口
- 最大120WのDC出力(シガーソケット)が1口
- 最大36WのDC出力(5521)が2口
- 最大15WのUSB Type-A充電ポート4口(2口合計15W×2)
- 最大45WのUSB Type-C充電ポート1口
こんな感じでACコンセントやUSBポートであらゆるものを充電することが可能です。
もちろん、USBのType-Cポートを使えば、MacBook Proを充電することも可能。
本体上面
本体上面には、最大10Wのワイヤレスチャージ機能があり、このようにワイヤレス充電が可能なiPhoneなどを本体に置くだけで充電ができます。
また、持ち手部分をこのように90度動かすことができるので、屋外でのキャンプや室内での持ち運びによる移動も楽々です。
本体背面
こちらが本体背面。LED「LIGHT」ボタンと充電をするための「INPUT」ポートしかありません。
この「LIGHT」ボタンを押すと、
520ルーメンの本格的なLEDライトが点灯します。これは停電時やキャンプの夜に活躍しそうです。
Smart Tap PowerArQ 2のバッテリー容量
PowerArQ2の大事なバッテリー容量についてですが、135,000mAhとなっています。
公式で出ている身近なガジェットや家電の充電回数や使用時間に置き換えると以下のような感じです。
項目 | 電力 | 充電回数/使用時間 |
スマートフォン | 15W | 28回 |
タブレット | 20W | 21回 |
扇風機 | 30W | 14時間 |
電気毛布 | 50W | 9時間 |
車載冷蔵庫 | 60W | 7時間 |
スマートフォンを充電するだけであれば、かなりの期間は持ちそうですね。
iPhoneやMacBook Proは何回充電できる?
私が所持しているApple製品のM1 Proの14インチMacBook ProとiPhone12 Proで何回充電できるかを計算してみますが、
項目 | バッテリー容量 | 充電回数 |
iPhone12 Pro | 2,775mAh | 約48回 |
MacBook Pro14インチ | 8,693mAh | 約15回 |
最新の「iPhone13 Pro Max」でもバッテリー容量は4,352mAhなので、約31回充電できる計算です。
実際に使って感じたメリット
デザインがとにかくおしゃれ
マットな質感とシンプルなデザインは、アウトドアはもちろん、部屋に置いていても違和感がありません。
カラーも豊富で、インテリアになじむのが好印象でした。
USB-Cも搭載、ノートPCの充電もOK
USB-Aだけでなく、USB-Cポートも搭載しているため、MacBookなどのノートPCや最新のスマホにも対応。
家での使用時も、ケーブル1本で複数デバイスをカバーできました。
操作がシンプル、誰でも使いやすい
ディスプレイは見やすく、ボタン操作も直感的。災害時でも焦らず使えそうです。
気になった点・注意点
-
本体がやや重い(6kg弱)ので、持ち運びは多少体力が必要
-
ソーラーパネル充電用のポートはややマニアックな仕様(別売の対応ケーブルが必要)
これらは500Whという容量帯ではある程度やむを得ない部分かもしれません。
まとめ|PowerArQ2は「使えるデザイン家電」
「PowerArQ2 ジェットブラック (500Wh)」は、「おしゃれで高性能な防災グッズ」を探している方にぴったりなポータブル電源です。
キャンプでスマホやLEDライトを複数回充電できるうえ、家での非常時にも活躍。
インテリアにもなじむため、出しっぱなしにしておけるのもポイントです。
500Whという容量は、一泊のアウトドアや、停電時の最低限の電力確保には十分。
「ポータブル電源が気になっているけど、どれを選んだらいいか分からない…」という方は、まずこのPowerArQ2を候補に入れてみてはいかがでしょうか?