細かいキズで曇ってしまったステンレスシンク。新品のような輝きを取り戻したくて、サンダポリッシャーと紙やすりを使ってDIY研磨してみました。
この記事では、実際に使った道具や番手、研磨の工程を詳しく解説します。
初めてでも意外と簡単に仕上がるので、気になっていた方はぜひ参考にしてください。
・研磨に必要なアイテムと研磨手順
・実際の仕上がりと研磨時の注意点
ステンレスシンク研磨の結果


結論、専用クリーナーなどは使わず、電動ポリッシャーと紙やすりだけでこの効果です。
研磨にかかったのは約1時間。 長年の使用で細かい傷だらけのシンクが、鏡のように光を反射する仕上がりになりました。
ステンレスシンク研磨に使った道具
ステンレスシンク研磨の手順
手順①|まずは洗剤とスポンジでしっかり洗浄
最初に中性洗剤とスポンジでシンク全体をよく洗います。
目に見えない油分や汚れ、水垢などを丁寧に落とすことで、研磨時にペーパーが目詰まりせず、きれいに削れるようになります。
汚れを洗い流したら、水気を拭き取り、乾いた状態で次の工程へ。
手順②|サンダポリッシャーで全体を研磨
サンダポリッシャーにサンダーペーパーを取り付けて、力をかけすぎないようにシンク全体を均一に磨きます。
研磨用クリーナーなどお持ちの方は使用して良いと思います。私は水だけで磨きましたが丁寧に研磨を重ねれば大丈夫です。
サンダーペーパーの番手はP600くらいからスタートし、全体を磨いた後は番手を細かくしながら順番に磨いていきます。
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P800 → P1000 → P1500 → P2000
番手が細かくなるごとに、表面のツヤと反射が戻ってきます。最後のP2000では、まるで鏡面のような仕上がりに。
ポイントは「番手ごとにしっかり丁寧に磨くこと」。
焦らず、手間を惜しまないことが、美しいツヤへの近道です。
手順③|シンクの四隅は紙やすり
サンダーポリッシャーでは届かないシンクの四隅はサンドペーパーで研磨をします。
これを行うことでシンク全体のくすみ・小キズ・水垢が落ち、表面がなめらかになります。
注意点とアドバイス
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水と電動工具を併用するため、防水・感電対策はしっかりと
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もともとのヘアライン仕上げは消えるので、鏡面にしたい人向け
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小さな凹みや深い傷は完全に消せないこともある
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仕上げ後は柔らかいクロスで乾拭きし、保護ワックスを塗っておくとベター
まとめ|キッチンシンク研磨で想像以上にピカピカに!
専用の洗剤や研磨剤を使わずに、サンダポリッシャーと紙やすりだけでここまでシンクが変わるとは思いませんでした。
ちょっとしたDIY研磨で、キッチンの雰囲気と気分がガラッと変わります。
ちなみに、今回のシンク磨きのようにサンダポリッシャーは家庭内の金属・木材のリペアにも使えます。
我が家ではこれまでにも以下のような場所で活用してきました。
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どちらも今回と同じようにサンダーポリッシャーで紙やすりの番手を変えながら仕上げていく流れなので、キッチンシンクの研磨に慣れたら他の場所にも応用できます。
キッチンシンクやサンダポリッシャの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。