新居に引越をしまして、限られたデッドスペースを有効活用しようと思い、以前のマンションの時に納戸に自作した棚の応用で、玄関にあるシューズインクローゼットに棚を自作した内容をまとめてみました。
この方法は、壁の中に下地材がなくても頑丈な棚を作れる方法です。自宅のデッドスペースに棚をDIYしようと検討している方の参考になれば嬉しいです。
・実際にDIYで棚を作る時の手順
シューズインクローゼットに棚をDIYで自作した理由
新居に引越をした際に、シューズインクローゼットの空間に絶妙なデッドスペースがありました。
普段使わないものやベビーカーでも置いておこうかと思ったのですが、天井までの空間が勿体無いと感じてしまい、このデッドスペースに高さのある棚をDIYしようという決断に至りました。
制作方法については、前住居で納戸に棚をDIYした手順とほとんど一緒なので、下記記事も是非ご参考ください。
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今回準備したもの
1:購入パーツ
- 棚受:【LAMP】SPS型柱専用棚受 スガツネ SPF-20WT (ホワイト) ¥140円/点
- 棚受:【LAMP】SPS型柱専用棚受 スガツネ SPF-20A (ホワイト) ¥31円/点
- アンカープラグ:フィッシャー SXプラグ SX 5×25 (100本入) ¥637円
- ネジ:ロイヤル Aタッピング AT-P クローム 40㎜ (50本) ¥720円
- ドリル刃:XMSSAA 六角軸 ショートドリルセット ¥1380円
- 棚柱:【LAMP】SP型 棚柱 棚受 スガツネ SP-1820WT (ホワイト) ¥1276円/点
- 棚板:「棚板屋」にてオーダーメイド発注 ¥950円〜/枚
前回の自作棚DIYでもお世話になった各パーツたち。
❶❷の棚受については、棚1枚分に対して4個ずつ必要です。
❸のアンカープラグは、壁の中に下地材がない場合にネジを効かせるアイテムです。
❺のドリル刃については、既に持っている方は不要です。電動ドライバーを持っているけどドリル刃は持っていない、という方はオススメです。
❼の棚板については、ミリ単位でオーダーメイド発注できる通販サイトで購入しました。便利な時代ですね。
今回の❶〜❼を揃えるのに必要な金額は、送料も込みで2万円以内に収まりました。
2:工具
- 電動ドライバー :MIJIAポータブル2000mAh充電式コードレス電動ドライバー
- 下地センサー:シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地センサー Super
- 下地探し:シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太 Smart
電動ドライバー+ドリルは壁に穴を開けたりネジを締めたりするのに必要です。
あとは、石膏ボードの壁に穴を開ける前に下地にネジが通せるかどうか測定する工具があると大変便利です。
棚を作っていきます
はじめに:壁の中にある下地材を探す
日本の住宅の壁のほとんどが「間柱」などの下地に石膏ボードを取り付けて作られています。
棚を取り付けるのであれば下地材にネジを打ち込まなければいけません。そのため石膏ボードの裏にある下地材を探す必要があります。
「下地センサー」と「下地探しどこ太」の使い方については、下記記事も是非ご参考ください。
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1:壁に穴を開けていきます
穴を開ける前に設置したい壁に棚柱を当て、ネジ穴から鉛筆などで壁に穴を開ける位置をマーキングしておきます。
マークする際は、床に対して垂直になるように5円玉を糸で結んでたらすなどして、直線位置でマークしていきましょう。
マーキングが終わったら実際に穴を開けていきます。
前回の棚DIYで穴を開けた時に、4mmドリルで穴を開けたのですが、5mmアンカープラグを差し込む時にキツかったので、今回は5mmドリルで穴を開けていきました。
2:穴にアンカープラグを差し込む
これは石膏ボードの壁の中に下地材がない場合に行なうことで、アンカープラグにネジを効かせることができ、下地材がなくても相当頑丈な棚に仕上がります。
棚柱のネジ穴分の穴を壁に空けることができたら、「フィッシャー SXプラグ」を差し込んでいきます。途中までは指で押し込めるのですが、数ミリほどを残して押せなくなる方が多いと思います。
この数ミリは、ゴムハンマーのような硬い素材でゆっくり押し込むことで、しっかり壁ギリギリまで押し込むことが可能です。
壁を傷つけないためにも、くれぐれもハンマーで叩かないようにしましょう。
3:棚柱にネジを打ち込む
ここまで来たら、もう簡単です。棚柱にネジをガンガン打ち込んでいきます。
棚板を支える両側の壁に、棚柱を2本ずつ固定できたら、棚のベースは完成です。
今回は、2m程度の高さのあるデッドスペースだったので、1820mmの棚柱がちょうどいい感じ。
4:棚受を差し込む
棚受を入れる位置を約1cm単位で可動できるので、棚に入れる荷物の高さに合わせて調整できるはありがたいです。
5:棚板を置いて完成
最後に棚板を設置して完成です。以前、納戸にDIY棚を作ったこともあったので、1時間程度で棚を作ることができました。
実際に作成した棚に、子供用のヘルメットや新しく購入した靴箱などを入れてみました。(右図)
まとめ
今回は、玄関のシューズインクローゼットのデッドスペースに棚をDIYした内容をまとめてみました。
今回、棚をDIYする上でパーツや部品を全部インターネットで購入してみたのですが、ホームセンターに行くこともなく、オーダーメイドでDIYの材料を揃えられるのは大変ありがたいですね。
電動ドライバーやドリルの工具などを持っている方は、材料費だけで15,000円程度あればDIYの材料が揃いますので、もしこれからご自身でDIYで棚を作ろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。
それでは!